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2003年04月22日(火) 22時00分
公取委、野球ゲームでコナミに警告（日経新聞）ゲームソフトメーカー大手のコナミ（東京・千代田）が、プロ野球の球団名や選手名、肖像などを家庭用ゲームソフトに独占的に使用する権利を利用し、同業他社のソフト販売などを妨害した独占禁止法違反（不公正な取引方法）の疑いがあるとして、公正取引委員会は22日、コナミに警告した。さらに、選手の肖像権などを一括管理する日本野球機構にも文書で注意した。 公取委によると、コナミは、社団法人「日本野球機構」との間で、プロ野球12球団の球団名や選手名、球団マーク、選手の肖像などを独占的に使用する契約を、2000年4月から3年間の期限で締結。 契約には、選手名や肖像の利用を希望するメーカーにはコナミが再許諾（2次使用権）を与えなければならないとする条件が盛られていたが、コナミは許諾を出すのを遅らせたり、断ったりするなどして、他社のソフト開発や発売を制限した疑いが持たれている。 同業のメーカーの中には、コナミからの再許諾が得られず、プロ野球ゲームソフトの発売を断念した社も複数あった。(22:00) http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030423AT1G2202B22042003.html |