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2003年04月21日(月) 00時00分
電報で債務支払い請求/県警が注意呼びかけ(朝日新聞・)生きているのに「お悔やみ」電報が届き、電話で問い合わせると、金融業者などから身に覚えのない高額の請求をされた−−といった相談が県内で相次いでいる。3月31日から4月8日までで17件に上った。県警生活安全企画課は「根拠のない請求ははっきり断り、困ったら最寄りの警察署に届けて欲しい」と注意を呼びかけている。同課によると、債権管理会社などの名義で「至急連絡を」と連絡先を書いた電報を送ってくるケースが多く、電話をすると「債務がある。金を振り込め」と、根拠のない金を請求する手口が目立つという。生存しているのに「お悔やみ」電報を送りつけられた事例は2例あった。 今回相談のあった被害者の半数は、過去にヤミ金融を利用したり、多重債務に陥ったりした人だったという。 中讃地域に住む60歳代の男性は、電報にあった連絡先に電話すると「息子の借金を支払え」と言われた。息子が過去に借金をしたことがあったため、約500万円を数回に分けて振り込んだという。県警が詐欺や恐喝の疑いもあるとみて調べている。 同様のケースは今年に入って、秋田県や広島県でも発生。「ヤミ金業者」によるネットワークが背景にあると見られ、同課は「ヤミ金業者がネットワークで顧客名簿の売買などをしているのではないか」と分析する。 相談は県警悪質商法110番(087・833・9449)か、県消費生活センター(087・833・0999)で受け付けている。 |
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