板倉町が課税ミス２００戸から１９００万円多く徴収（東京新聞）

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2003年04月20日(日) 00時00分

　板倉町が固定資産税の課税設定を誤り、十年間で二百戸分計約千九百万円多く課税していたことが十九日までに分かった。同町は昨年九月の議会で補正予算を組み、十月初めに住民に謝罪、超過分を還付したという。

　同町税務課によると、一九七五年から八一年にかけて、増築世帯の課税設定を行った際に入力ミスがあった。このミスで、経過年数に伴い固定資産税が減額補正される際、実際の評価額より高く設定され、減額幅が本来の減額より少なく補正された。このため、差額分一戸当たり年二万−一万円が超過課税されたという。

　同課は「当時、パソコン入力に変わったため、ミスが起きてしまった。あってはならないことで調査をさらに徹底したい」としている。