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2003年04月18日(金) 00時00分
市の委託装い下水道清掃、高額請求・新庄(山形新聞)新庄市内の一般家庭を突然訪問し、市の委託業者を思わせる言い回しなどで下水道設備を清掃する業者が相次いで出没していることが、17日分かった。料金は市の指定業者に比べ10倍以上も高額。同市下水道課では「通常、下水管の清掃は必要ないし、市が民間業者に点検・清掃を委託することもない」と注意を呼び掛けている。同市では、去年7月ごろにも同じようなケースが相次ぎ、市が注意を促すチラシを回すなどしている。今回もほぼ同様のパターン。作業服の男性が家庭を訪れ、あたかも市の委託業者のような振る舞いで宅内排水管の点検を申し出た後、「管が詰まっており、このままにしてあふれたら高額の修理費がかかる」などと言って洗浄・清掃の契約を結ぼうとするという。 料金は、3万円前後で、市の指定業者の数千円と比べてもはるかに高額。家にお年寄りしかいない平日の日中に回ることが多く、契約を結んですぐに作業するケースも目立つという。 今週初めごろから、市に問い合わせが寄せられ始めた。今のところは5件ほどだが、市ではもっと増えるとみている。既に契約を結んでしまったという相談もあり、市職員が出向き契約解除を手伝ったケースもあった。 市では、来月の市報に注意呼び掛けの記事を掲載するとともに、「もし、よく分からず契約してしまった場合は、8日以内なら無条件で解約できるクーリングオフ制度も適用できる」とアドバイスしている。 |