悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年04月17日(木) 23時47分
プロ野球ゲームソフト「独占」の疑い、コナミに警告へ(朝日新聞)家庭用ゲームソフト最大手の「コナミ」(東京都千代田区)が、プロ野球選手を実名で登場させる野球ゲームソフトの商品化許諾権を独占して他社の新規参入を不当に制限した独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会は17日、同社に対し、近く文書で警告する方針を固めた。 関係者によると、コナミは00年4月、日本野球機構(NPB、東京都)と独占契約を結び、プロ野球選手が実名で登場する野球ゲームソフトの包括的な商品化権と、他社の商品化を認める商品化許諾権を獲得した。 しかしコナミは、許諾までに相当の時間をかけるなど、結果的に他社が商品開発や販売をしにくいように制限した疑いがあるとされる。 コナミの独占契約後に、あるメーカーは、00年3月に販売の予定だった野球ゲームについてコナミの承諾が得られず、実際に販売にこぎつけたのは半年後だったという。 公取委は、コナミが得た商品化許諾権を知的財産権ととらえた上で「コナミが他社の参入を妨げる行為は知的財産の保護制度の趣旨を逸脱している」と判断した。 コナミは03年3月末で、NPBとの独占契約を解除している。(04/17 23:46) |