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2003年04月16日(水) 00時00分
「出会い系」の偽請求、延岡地区で相次ぐ（朝日新聞・）延岡市は１５日、携帯電話の「出会い系アダルトサイト」利用料を名目とした偽の請求が延岡地区で相次ぎ、ここ数日で相談が１００件を超えたことを明らかにした。特定の高校の卒業生に郵送されていることから、名簿を利用した詐欺商法とみて「絶対に支払わないで」と呼びかけている。市人権対策課（０９８２・２２・７００２）と延岡地方消費生活センター（０９８２・３１・０９９９）によると、「返済請求通知書」と題した文書で、通話料の未納分１万９０５０円を銀行口座に振り込むよう求める手口。福岡市内の消印がある封筒で送られていた。 受け取ったのは、２０代のある年齢層に限られている。今月８日に初めて相談があり、１５日だけでも５０件に上った。 通知書の名義は「九州連合興業」「九州部落解放同盟」「政治結社大日本愛国青年維新塾」の代表者になっているが、市はいずれも実在しない団体とみている。 部落解放同盟県連合会の山崎正則委員長は「九州部落解放同盟という団体は存在しない。名前が似ており、迷惑している。同和問題解決に向けてまじめに活動している人たちの努力を踏みにじるものだ」と話している。 |
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