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2003年04月14日(月) 00時00分
不在者投票 行ってびっくり(朝日新聞・)淀川区の男性(25)が6日、統一地方選の不在者投票をしようとしたところ、区選管から「さいたま市へ3月に住民票が移されているので投票できない」と言われた。男性は転出届を出した覚えはなく、淀川区役所に住所変更の不受理申し出書を提出、受理された。投票には間に合いそうだが、男性は「役所はなぜ本人確認をしなかったのか」と憤っている。淀川区役所などによると、転出届は3月20日に郵送されてきた。さいたま市浦和区役所への転入届は本人になりすました人物が26日に届け出たという。 大阪市によると、虚偽の転居届はここ数年で急増。昨年度だけでも約150件が発覚した。 一人暮らしの国民健康保険の対象者が狙われることが多い。健康保険証は身分証明書代わりになるため、転居後に国民健康保険の交付を受けて消費者金融などから金を借りるのだという。 住民票の変更の際、本人確認を義務づけている自治体は東京都新宿区などいくつかあるが、ほとんどの自治体は本籍や住所、生年月日などに誤りがなければ受理する。このため住民票を取るか、実際に転居しない限り、発覚しないという。 大阪市区政課は「今後は本人確認を検討する」としているが、いまは本人からの申し出に頼るほかない。「投票入場整理券が自宅に届いていなければ、区役所か各選管に連絡してほしい」と話している。 |
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