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2003年04月11日(金) 18時54分
破産宣告受けた債務者に「官報掲載料」詐欺 仙台弁護士会が注意 /宮城(毎日新聞)◇県内十数人に「3675円振込を」破産宣告を受けて免責決定が出た全国の債務者に、官報掲載料を名目に金をだまし取ろうとする文章が送られていることが10日、分かった。県内でも十数人に送られており、仙台地裁は9日、仙台中央署に事態を報告。仙台弁護士会(松尾良風会長)は「文書が送られても無視するように」と注意を呼びかけている。 同弁護士会によると、9日午後から破産宣告を受けた人に、東京都新宿区の「官書普及協会」から「官報掲載料支払い通知書」が郵送やファクスで送られた。5日以内に、指定銀行口座に、手続き費用3675円を振り込むよう求めている。京都弁護士会が、同協会は架空団体と確認したという。県内の債務者で、振り込んだ被害者は確認されていない。 破産申し立て時に債務者は、破産宣告と免責決定の官報掲載費用を含む予納金約1万5000円を裁判所に既に支払っている。仙台地裁も、これから免責決定する債務者には、裁判所以外に官報掲載料支払いが必要ないことを説明することを決めた。【石川貴教】(毎日新聞) |