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2003年04月09日(水) 09時46分
Windows Server 2003のプロダクトキー流出(ZDNet)MicrosoftのWindows Server 2003をインストールするためのキーがインターネットに流出した。同OSの海賊版拡散につながる可能性がある。米Microsofの広報担当者も4月7日流出を認め、この件については調査中だと話している。Windows Server 2003は4月24日に正式発表を控えており、今回の流出はその2週間以上前に発生した。 流出したキーは、Microsofのボリュームライセンスプログラムに加入しているある法人顧客のもののようだと同広報担当者は話す。NeowinやWinBetaといったファンサイトで流れている噂では、流出したのは「3-in-1コード」だとされる。つまりWindows Server 2003の3つのバージョンで使えるということだ。 Microsoftは流出したキーをめぐってインターネットを徹底的に調査すると同広報担当者は明言。「当社の法律部門はこの種の事件については積極的な対応を取る」としている。Webサイトやニュースグループ、インターネットリレーチャット(IRC)では、盗難キーがMicrosoftのソフトと共に取り引きされることがある。 キーコードの流出は、24日のWindows Server 2003正式発表に思いがけない波紋を投げかけている。MicrosoftはこのOSに、大企業への浸透拡大の目標を託している。しかし今回のプロダクトキー盗難によって、Microsoftは貴重な知的財産と潜在売上を盗難から守ることの難しさを見せ付けられた格好だ。(ZDNet) |