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2003年04月09日(水) 07時00分
消費抑制、生活費にも波及(日経新聞)個人消費の抑制傾向が食料品や家賃などの生活費にも広がってきた。全世帯の消費支出を四半期でみると、1—3月期の基礎的な生活費への支出は前年比で微増にとどまる見込み。パック旅行費などの不要不急の支出の減少幅も大きく、家計部門の動きは弱い。雇用不安や所得減に加え、新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)の影響も懸念される。 家計の消費支出のなかで、食料品や家賃、医療費、光熱費などの生活の基礎的な項目は「基礎的支出」に区分される。生活に必要な支出であるため、相対的に景気変動の影響を受けにくいが、ここにきて減速傾向が鮮明になってきた。 基礎的支出の前年比の実質増減率は昨年以降はおおむね1—4%の伸びを続けてきた。だが、最近3カ月は0.5%前後の微増。四半期でならしてみると、今年に入って基礎的支出の伸びが鈍っており、3月実績によっては1—3月期は五期ぶりに前年水準を割り込む可能性もある。(07:00) http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030409AT1F0800U08042003.html |