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2003年04月01日(火) 00時00分
阪神高速で欠陥ボルト37本 公団発注耐震補強工事で (東京新聞)阪神高速道路公団(大阪市)発注の耐震補強工事で、橋げた落下を防ぐ装置を橋脚に固定するボルトの中に、設計よりも短いボルトが使われていたことが1日、同公団の調査でわかった。ボルトが短いと、落下防止装置の強度が著しく低下。阪神大震災を超える大規模地震が発生すれば装置が外れて橋げたが落下する恐れもある。公団は悪質な手抜き工事とみて、受注したショーボンド建設(東京)に工事のやり直しを命じる。 公団によると、大阪市福島区福島5丁目の阪神高速池田線の橋脚に取り付けられた落下防止装置を支える鋼鉄製のボルト64本のうち37本が設計より短かった。設計では長さ28センチだったが、うち2本は約2センチしかなかったという。2月から3月にかけての点検で分かった。 装置は、大地震が発生しても橋げたが移動するのを阻止し落下を防ぐ仕組みで、1999年度に取り付けられた。 ショーボンド建設管理本部は「公団から指示を受けず担当者の独断でボルトを短くした。申し訳ない。最優先で補修工事をしたい」と話した。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030401/fls_____detail__014.shtml |