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2003年03月29日(土) 18時27分
母親の7割にPTSD 薬害エイズ被害者の遺族(共同通信)死亡した薬害エイズ被害者の遺族のうち、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑われる人が半数を占め、特に母親では約7割にも上ることが29日、東大大学院と大阪市立大大学院などの研究グループによるアンケートで分かった。研究グループの山崎喜比古・東大大学院助教授(健康社会学)は「薬害エイズが被害者だけでなく遺族にとっても、いかに過酷ですさまじい経験だったかを示している。遺族も対象とした国の恒久対策の抜本的拡充が必要だ」と指摘している。 アンケートは昨年10月から12月にかけ実施し、遺族計294人から回答を得た。 PTSD診断に使われる評価尺度に基づき回答を分析した結果、PTSDが疑われる遺族は55・2%で、被害者の母親で69・5%、父親で63・1%に上った。(共同通信) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030329-00000143-kyodo-soci |