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2003年03月28日(金) 00時00分
「押し付け融資」ご用心 勝手に口座入金、法外金利で返済迫る 県消費生活センター、相談急増(富山新聞)知らないうちに口座に入金され、高い利息をつけた返済を要求してくる「押し付け融資」をめぐるトラブルが県内で増加している。金利は入金額の倍となる法外な100%の場合が多く、県消費生活センターには、昨年六月からすでに十七件以上の相談が寄せられている。同センターでは、新たなトラブルに巻き込まれないため、できるだけ入金額だけを返金するよう呼び掛けている。 県消費生活センターによると、勝手に自分の銀行などの口座に入金される金額は大半が一万円で、返済期限は十日間が多い。入金額と利息の計二万円を指定口座までに送金することを電話で要求される。 相談者の多くは、消費者金融から現金を借りたことがある。同センターでは、個人の銀行口座や電話番号の情報を入手した融資側が悪用したとみている。口座間で入金せず、現金を直接振り込んでいることから入金者を特定することが難しい。 県内の女性の中には、一万円が口座に入金された後、利息を加えた返金の要求に十回応じ、計二十万円を支払った。電話の要求が強い口調だったため怖くなったという。 土谷清県消費生活センター副主幹は「入金された額はともかく、法外な利息は支払う必要はない。要求通りに返金すると次々つけ込まれて被害が大きくなる」と注意を呼び掛けている。 |