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2003年03月28日(金) 00時00分
原告に賠償金支払い表明 敗訴遺族へも２千万円 ＭＭＲ訴訟で阪大微研 （東京新聞）新三種混合（ＭＭＲ）ワクチンをめぐる予防接種禍訴訟の大阪地裁判決で、国とともに損害賠償を命じられ、控訴を断念した製造元の阪大微生物病研究会は二十八日、勝訴した原告に判決が命じた賠償全額を支払うことを明らかにした。死亡との因果関係が認められず、敗訴した兵庫県の遺族にも見舞金約二千万円を支払う。 また同研究会は同日までに、原告側に「判決を厳粛に受け止める」として、謝罪したという。 同研究会は「副作用があったことが裁判で認められたため」と説明している。 十三日の大阪地裁判決は国と同研究会に対し、被害児童三人のうち二人の遺族らに計約一億六千万円の支払いを命じた。 国と敗訴した男児の遺族は二十六日に控訴したが、男児の遺族は見舞金を受け入れ、阪大微研への控訴を取り下げる。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030328/fls_____detail__030.shtml |