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2003年03月25日(火) 09時11分
「ジャンクFAX規制は合憲」判決、迷惑メール規制に影響も(ZDNet)米第8巡回区連邦控訴裁は3月21日、ジャンクFAX(FAXによる迷惑な広告配信)を規制する法律について合憲との判断を下した。これにより、迷惑メールを法的に規制しようという動きに有利となる判例が確立されたことになる。同控訴裁は今回の判決で下級審の判断を覆し、迷惑FAX広告を禁じた1991年の米国法は、表現の自由を定めた米憲法修正第1条違反には当たらないと判断した。 判決では裁判官3人の合議として「(米国議会が)コスト移転防止の目的で迷惑FAX広告を規制し、受信者にこのような不要な広告が送られることに介入する」のは合理的だと指摘している。 この判断は、スパム電子メールをめぐる論争にとって重要なものになりそうだ。 ePrivacyGroup.comのプライバシーコンサルタントでCoalition Against Unsolicited Commercial Emailの役員を務めるRay Everett-Church氏はこの判断について、「迷惑メールを禁止する米国法は合憲だとする判断を改めて強調するものだ」として歓迎している。(ZDNet) |