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2003年03月24日(月) 13時36分
［海外］LAPD、ロサンゼルス地区全域にWiFiホットスポット設置へ（ＢＣＮ）ロサンゼルス地区全域を管轄するLAPD（Los Angeles Police Department）は、27か所の所轄拠点すべてにホットスポットを設置し、1500台のPocketPCベースの携帯端末を警察官に所持させる環境をこの3か月以内に運用開始することを発表した。2年前に導入した19.2Kbpsの警察専用広域無線環境では、画像データなどをやり取りするには通信速度が不十分のため、WiFiのもつ高いデータ通信性を有効に利用することで、迫りくるテロに向けた危機管理体制をより磐石なものにするための政策だとしている。 地域警邏のためのWiFi運用環境としては全米最大規模となるこのホットスポットは、すでにLA各地で独自並行的に実装が進められている既存ホットスポットと技術的な透過性をもっているため、これらのホットスポットを利用できるというメリットが存在する。 確実なデータ安全性を担保したうえでの運用という前提であれば、既存ホットスポットのもつ通信環境を最大限かつ安全に利用できるといういままでにないメリットが今回のWiFi実装には存在するようだ。 [論説、業界動向、人物紹介、ユーザー企業紹介など下記Weekly Menuに掲載］ http://www.computernews.com/ （ＢＣＮ） |