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2003年03月22日(土) 13時27分

増え続けるイラク戦争関連のサイト改ざんZDNet

 フィンランドのウイルス対策ソフトメーカーF-Secureは3月21日、イラク戦争をめぐってネット上で起きているサイト改ざんの実例について報告した。

 同社によると、Webサイトの改ざんは米国がバグダッドへの武力攻撃を開始する48時間前から起き始め、まず200以上のサイトの改ざんが確認された。3月21日も改ざんを受けるサイトの数は増え続けている。報告システムでロードに問題が生じているためハッキングされたサイトの数は推定でしかないとしつつも、同社は欧州東部時間の21日午前零時から午後3時までに1000サイト以上が改ざんされたのは明白で、実数はさらに多いかもしれず、その後も増えている、と報告している。

 同社はwww.f-secure.com/virus-info/iraq.shtmlのページの下の方で、米国海軍のサイトも含めて、改ざんされたサイトの例を画像で公表している。

 改ざん後のサイトの大半には戦争反対のメッセージが記されているが、一部には反米もしくは反イラクのスローガンへとサイト訪問者を導くものもある。

 同社はまた、今回の戦争をめぐって公衆データネットワーク上で発生するハッキング攻撃については、米軍やイラク軍による軍事行動の一環ではなく、メッセージを伝えようとする個人ハッカーによるものだと指摘。こうしたハッカーは、(1) 米国在住の愛国心に燃えたハッカー(イラク大使館のメールシステムなどにDDoS攻撃を仕掛ける可能性がある)、(2) 世界各地に散らばったイスラム系の過激派グループ(報復のため米軍のWebサイトを攻撃しようとする)、(3) 平和活動家(戦争反対のメッセージを伝えるためのウイルスを放出する例もある)、の3種に大別できるとしている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030322-00000017-zdn-sci

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