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2003年03月18日(火) 22時18分
ビール４社、発泡酒値上げで横並び（日経新聞）サントリーとサッポロビールは18日、5月に予定されている発泡酒の増税分を希望小売価格に転嫁することを決め、卸業者などに新価格案を示した。すでに転嫁を決めたキリンビール、アサヒビールと同じ上げ幅とする一方で、駆け込み需要を狙った販促活動などでは独自色を打ちだそうと懸命だ。 サントリーとサッポロの値上げ幅は350ミリリットル缶で10円、500ミリリットル缶で16円。サントリーの主力商品「純生」350ミリリットル缶、サッポロの「北海道生搾り」350ミリリットル缶がいずれも145円に上がる。500ミリリットル缶はいずれも201円になる。 消費者にとって価格転嫁は痛いが、各社は増税までの駆け込み需要を狙って販促キャンペーンに力を入れている。アサヒビールは3月25日から5月15日まで「本生」などに付いたシールを集めて応募すると2万人に宝くじ百枚が当たるキャンペーンを実施する。 サントリーやサッポロも4月にまとめ買いしやすいように2ケースをセットにした商品にそれぞれカレールー、Ｔシャツなどをつけて拡販を目指す。キリンも「淡麗」を中心に駆け込み需要をねらった販促キャンペーンを実施する予定だ。(22:18) http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20030319AT1D1806P18032003.html |