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2003年03月17日(月) 17時10分
粉飾決算など認める 初公判でMTCI会長(共同通信)公募増資を有利に進めるため決算を粉飾し虚偽の事実を公表したとして、証券取引法違反などの罪に問われたインターネット接続仲介会社「エムティーシーアイ」(東京)の会長早川優被告(52)の初公判が17日、東京地裁(八木正一裁判長)であり、早川被告は起訴事実を全面的に認めた。検察側は冒頭陳述で、MTCIはインターネット事業で多額の赤字を抱え、早川被告が不正な経理処理を繰り返していた実態を詳述した。 冒頭陳述によると、早川被告はMTCIの業績を水増しするため、借入金を「売上金」と、返済金を「仕入れ代金」とそれぞれ仮装して経理処理するよう社内で指示。1999年に虚偽の財務内容を記載した有価証券報告書を関東財務局に提出した。 さらに同年、公募増資を前に一般投資家を集めて都内のホテルで開催したセミナーで「無借金経営を貫いている」などと虚偽の事実を公表。公募増資で約24億円を調達した。(共同通信) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030317-00000116-kyodo-soci |