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2003年03月15日(土) 15時50分
「老い」進む暴力団、就職難の少年をリクルート(読売新聞)東京都内で昨年、「暴力団への加入を強要した」として出された中止命令が38件に達し、一昨年の16件から急増したことが、警視庁暴力団対策課のまとめでわかった。不況で就職できずにいる10代、20代の若者を狙ったケースが多い。卒業式シーズンを迎え、警視庁は中、高校生に対する暴力団の“リクルート活動”が活発化する恐れがあるとして注意を呼びかけている。従来は、組周辺者や暴走族グループの少年を正式の組員にする際に強要するケースが多かったが、昨年は、見ず知らずの少年に接近したり声をかけたうえ、慣れてきたところで、加入を勧めるケースが目立っている。 指定暴力団住吉会系の暴力団組員(21)は、駅近くで遊んでいた中学3年生の少年(15)に声をかけ、遊び友達としてつき合うようになった後、「おれの若い衆になれ」と誘った。少年が断ると、殴るなどして組への加入を強要したという。暴力団対策課は、「組員不足に悩む暴力団が、組を挙げてリクルート活動に力を入れているのではないか」と分析。「暴力団も高齢化で若手組員が少なくなっている。中止命令を出したケースは氷山の一角で、潜在的な加入強要はまだまだあるはず」と、勧誘されたらすぐに警察に相談するよう呼びかけている。(読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030315-00000206-yom-soci |