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2003年03月14日(金) 20時43分

全農が偽装問題で総点検、2163商品に表示ミス読売新聞

 全国農業協同組合連合会(全農)は14日、ブランド茶「八女茶」の偽装問題を受けて今年1月から実施していた事業の総点検で、グループで販売する2163点の商品に表示ミスが見つかったと発表した。実際とは産地が異なるタマネギを販売した事例など、日本農林規格(JAS)法違反の疑いがあるケースも含まれ、農水省も調査を始めた。

 総点検は、子会社を含めた全農グループで扱う米、野菜、果物、食肉など約20万点の商品を対象に行われ、2163商品の名称や原材料名、原産地、賞味期限などの表示に改善が必要なミスが見つかったという。

 このうち、全農本部が直轄する佐賀県の園芸販売所は、九州地区の生協と取引していた北海道斜里町産のタマネギが先月不足したため、道内の訓子府町産のものに切り替えたが、約990キロ分に「JA斜里」のシールを張って販売していた。全農は「切り替えの際の連絡の遅れが原因」としているが、農水省はJAS法違反の疑いがあると見て、同販売所への立ち入り検査を始めた。

 このほか、グループで扱う米の一部に、「もち米」を「精米」と表示した商品、生産年の記載漏れ、「特選」「厳選」といった強調表示の事例なども見つかったが、全農側は「大半が軽微なミスで、意図的な偽装はない」としている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030314-00000212-yom-soci

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