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2003年03月12日(水) 00時00分
公取委、ATM土曜有料化は独禁法違反なし手数料改定を事前に通知し合う慣行については“注意”(ZAKZAK)公正取引委員会は12日、大手銀行が土曜日昼間の現金自動預払機(ATM)の手数料を相次ぎ有料化したことについて、独占禁止法上の違反はなかったとの見解を発表した。ただ、ATMの利用について提携を結んでいる銀行間で、手数料の改定を顧客に公表する以前に通知し合う慣行があった。公取委はこの慣行が銀行間の話し合いや共通の意思形成を促す恐れがあるとして、大手4行と全国銀行協会に対し、顧客への公表と同時に提携行にも通知するように注意した。 大手4行では、UFJ銀行が昨年末、東京三菱銀行が2月、三井住友銀行が今月1日から、無料だった土曜日昼間のATM手数料を105円に有料化。みずほ銀行も同様の検討をしている。 公取委の調査によると、105円の手数料について、各行は土曜日夜間と日曜日の手数料105円に合わせたと主張。検討を開始した時期も異なっており、各行が話し合った事実も確認できなかった。 土曜日昼間のATM手数料の有料化は、小泉純一郎首相が「皆一律という感覚がおかしい」と批判。公取委が大手4行を中心に事情を聴くとともに、都銀懇話会の議事録などを調べていた。 ZAKZAK 2003/03/12 |