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2003年03月11日(火) 17時20分
前高検部長の保釈決定 執行は停止し高裁で審理（共同通信）捜査情報を漏らす見返りに接待を受けたほか、競落したマンションに関する証明書をだまし取ったとして収賄などの罪に問われた前大阪高検公安部長三井環被告（５８）＝懲戒免職＝について、大阪地裁（伝田喜久裁判長）は１１日、逮捕から約１１カ月ぶりに保釈を認める決定をした。保釈保証金は８００万円。検察側は決定を不服として直ちに抗告。裁判所は検察側が申し立てた保釈決定の執行停止の申し立てを認めた。後日高裁の審理を経て、保釈の可否が判断される。 三井被告は、逮捕以来一貫して無罪を主張。過去に弁護側と本人合わせて計１４回保釈請求したがいずれも認められず、今月７日、弁護側が１５回目の保釈請求をしていた。 三井被告への贈賄罪に問われた元暴力団員（４１）は懲役５月の実刑が確定。既に刑期を終え、現在は三井被告の公判で証人尋問が続けられている。次回期日は４月４日。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030311-00000110-kyodo-soci |