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2003年03月11日(火) 19時38分
請求総額の８３％が返還 敷金訴訟で解決の３４件（共同通信）大阪の弁護士や司法書士らでつくる「敷金問題研究会」は１１日、同会が支援して起こした敷金返還訴訟７６件のうち、これまでに２件で借り主側勝訴の判決が出て確定したほか、３２件が和解や訴訟外の示談などの形で解決したと発表した。解決した３４件の請求総額約１１６０万円に対し、返還額は８３％以上の約９７０万円。同研究会は「今のところ借り主側が負けた形のものはなく、請求に対する返還額も高額。きちんとした法的根拠に基づく活動を行ってきた成果だ」と話している。 同会によると、勝訴判決の２件は、いずれも東大阪簡裁で今年１月に言い渡された。うち１件は大阪府東大阪市のマンション退去をめぐり、貸主側に落書きの原状回復費用などを差し引いた敷金の返還を命じる内容で、もう１件は、貸主側が訴訟中に借り主側請求をすべて認めたという。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030311-00000148-kyodo-soci |