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2003年03月07日(金) 16時48分
ドコモ、出会い系サイト閲覧規制に理解求める(ZDNet)3月6日−7日にかけて都内で開催中の、『モバイルインターネットと子ども』に関する国際ワークショップに、NTTドコモiモード事業本部iモードビジネス部の永田英昭営業推進担当課長が登場、出会い系サイトをめぐる同社の取り組みに言及した。ドコモは2月6日の定例記者会見で、未成年の出会い系サイト閲覧について、親が未成年の子供に不適切なサイトを見せたくない場合は、iモードの公式メニューのみアクセス可能にするなどの策を検討中だとしている。ワークショップでも規制方法の案として挙げられた。 iモードの公式メニューは、生活に役立つ身近なコンテンツを提供するというコンセプトからドコモが選んだサイトで、約3400がラインアップされる。グループ会社NTT提供のダイヤルQ2が未成年に悪影響を与える使われ方をした経験をふまえ、「買春にあたるものは提供しない」(永田氏)など危険はできるだけ排除する方針だ。 ドコモが検討している規制案については、自由な通信の阻害に当たるなどの意見も寄せられているが、永田氏は「親の申し出に応じた限定的な策。一生(一般サイトを)見られなくなってしまうことはない」と、理解を求めた。 出会い系サイトは、未成年が巻き込まれる事件が多発していることから、法的規制のありかたについて議論されており、警察庁が対策についての提言をまとめている。(ZDNet) |