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2003年03月06日(木) 20時11分
ジャパン・アンド・イスパニア貿易が１５０人から違法に出資金 大阪弁護士会 ／大阪（毎日新聞）◇あす被害者説明会大阪弁護士会は５日、「ジャパン・アンド・イスパニア貿易」（本社・中央区）の代表者が不動産投資信託会社を語って、不特定多数から違法に出資金を集めたまま行方をくらませた可能性が高い、と発表した。被害者は府内を中心に約１５０人、被害総額は１億５０００万円に上るとみられ、同弁護士会は７日午後７時から、北区西天満２の大阪弁護士会館で被害者説明会を開く。 同弁護士会の調査によると、同社は賃貸マンションなどを購入し、賃料から配当を払うというシステムで出資者を募集。２０歳代の若者らから１人１００万〜１５０万円を集めたが、代表者は昨年１１月に行方不明となった。消費者金融から借金して出資金を作った人も多いという。 代表者は昨年２月に摘発された詐欺事件の被害者との情報があり、「被害者の救済」という名目で金を集めていたとみられる。問い合わせは同弁護士会（０６・６３６４・１２２７）。専用電話（０６・６３６４・１３３０）で７〜１５日の間、被害者向けの情報をテープで流す。 【山本直】（毎日新聞） |