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2003年03月05日(水) 21時10分
内職商法:あっせん業者を詐欺容疑で逮捕 被害1万5000人(毎日新聞)高収入の内職あっせんをうたって募集広告を出し、道具の購入費などの名目で金をだまし取ったとして、大阪、兵庫、奈良の3府県警の合同捜査本部は5日、内職商法の実質経営者ら3人を詐欺容疑で逮捕した。この3人がかかわった被害は20代、30代の主婦を中心に全国に約1万5000人、総額4億7000万円に上るとみられる。 逮捕されたのは、内職あっせん業「文京社」の実質経営者、住川明彦(39)=神戸市西区▽同現場責任者本村保(37)=同市須磨区▽同従業員、一角大助(31)=兵庫県加古川市=の3容疑者。 調べでは、3人は昨年1〜9月、「文京社」の名前で「月収30万円以上も可能」「副業でされる方月収10万円を目標に」などのちらし広告を出し、トレース(製図)の内職を募集。道具代・指導添削料などの名目で、大阪の主婦(40)ら計99人から1人1万4000〜3万5000円の計約270万円をだまし取った疑い。立件した被害者99人のうち96人が女性で、30代が37人、20代が30人と子育て世代の主婦が狙われた。 住川容疑者らは次々と社名を変え、電話代行業者などの住所地に「会社」を創設。今回立件された以外のメンバーとも組んで、01年8月〜昨年10月に計8社の名前で内職を募集していた。 捜査本部によると、本村、一角両容疑者は容疑を認め、住川容疑者は否認している。実際に仕事を紹介したことはなかったという。 内職商法については、宮城県警が今年1月、テープ起こしなどの内職紹介を名目に教材販売をし、約5万2000人から約65億5000万円を集めた東京の企業グループを摘発している。 【亀田早苗】 [毎日新聞3月5日] ( 2003-03-05-21:10 ) http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030306k0000m040069000c.html |