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2003年02月27日(木) 02時49分
「電報は恐喝未遂」 博多区の女性 ヤミ金融業者を告訴(西日本新聞)ヤミ金融からの借り入れ返済に苦しんでいる福岡市博多区の女性(50)が二十六日、「債権を買い取った」と金を要求する電報を送ってきた業者を、恐喝未遂容疑で博多署に告訴した。借りた覚えのない業者が突然、電報を送ってくる被害は全国で相次いでおり、代理人の弁護士は「取り立てを恐れ、女性は眠れなくなった。被害の拡大を防ぐ意味もあり、告訴に踏み切った」としている。告訴状によると、女性は090金融などヤミ業者計三十七社から借り入れがあり、今月九日、自宅に「お悔やみ電報」が届いた。「あなたの債務を請け負った。三日以内に返済がない場合、身内、職場、近所の方々にまで、多大な迷惑がかかることになる」とあり、業者名と携帯電話の番号が記されていた。女性側は「危害を加えるとの告知で、相手を怖がらせている。仮に債権があっても、違法な取り立て方法で、恐喝未遂に当たる」としている。 関係者によると、電報を送り付けるのは、架空の請求で金をだまし取る「カラ貸し」と呼ばれる手口で、業者が多重債務者リストなどを基に、機械的に電報を打っているとみられる。(西日本新聞) |