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2003年02月27日(木) 19時23分
悪質商法被害、悩まず相談して 若者のトラブル１１０番、来月６・７日特設 ／東京（毎日新聞）都消費生活総合センターは３月６、７の２日間、特別相談電話「若者のトラブル１１０番」を開設する。同センターに寄せられた相談は、０１年度が３万１１６５件、０２年度は１２月末現在で２万２４７５件。うち若者（２９歳以下）からの相談は、それぞれ８２２９件、５７２３件と全体の約４分の１を占める。 「イベントがある」と電話で呼び出されて事務所に出向くと、ペンダントや時計を買わされた（アポイントメントセールス）▽無料エステが受けられると街で声をかけられ、サロンに行くと化粧品や健康食品を執拗（しつよう）に勧められ、帰りたい一心で契約してしまった（キャッチセールス）——などの相談が目立つといい、アポイントメントセールスの相談は０２年度（１２月末現在）４３７件、キャッチセールスが同５１１件。マルチ商法や、使った覚えのない出会い系ツーショットダイヤルの料金請求に関する相談もあった。 特別相談は、関東甲信越地区の若者をターゲットにした「悪質商法被害防止共同キャンペーン」の一環で、同センターは「悩まずに、すぐ相談してほしい」としている。 特別相談専用電話は両日の午前９時から午後４時まで、０３・３２３５・１１５４。都内３１区市の消費生活センターでも両日に相談電話を開設する。（毎日新聞） |