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2003年02月24日(月) 23時40分
医療用放射線装置の輸入販売会社が承認外の使用を宣伝(朝日新聞)医療用具の放射線装置「サイバーナイフ」を米国から輸入販売していたメディテック(本社・東京)が、薬事法で承認された悪性脳腫瘍(しゅよう)のほかに、頭部や首の腫瘍も治療可能であるとカタログや雑誌で宣伝していたことが、24日までの厚生労働省の調査でわかった。将来的には内臓のがんなどにも使える可能性も記載していた。厚労省は薬事法違反の疑いがあるとして、さらに調べる。厚労省によると、同社は96年に承認を取得後、97年から昨年11月までにサイバーナイフを国内の10病院にのべ12台納入した。承認外の宣伝を始めたのは99年2月ごろ。製品自体も、3台目以降は主要な機能の多くが承認外の仕様になっていたとみられる。 同社は東京都に指摘され、昨年12月、納入先に使用を中止するよう求めている。これまでに健康に被害が出たという報告はないという。 (23:18) |