悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年02月19日(水) 07時33分
「貴殿の秘事を察知」 教授ら40人に恐喝まがいの手紙(朝日新聞)「ご貴殿の秘事を内部告発により察知」などと金の振り込みを要求する恐喝まがいの手紙が、大学教授など全国25カ所の国立研究機関の職員約40人に届いていることが18日、文部科学省の調べでわかった。同省人事課は14日付で約200の研究機関の人事担当課長あてに注意と情報提供を呼びかける文書を送った。複数の医師らに脅迫文を送ったとして、群馬県警などが3人を逮捕した恐喝未遂容疑事件とは文面などが違い、関連は今のところ浮かんでいない。同省人事課審査班などによると、手紙は13日の消印で、14日から大学教授などに封書で届いている。差出人は東京都千代田区の住所で「論理審査対策研究室の岩元卓哉」となっているが、自ら匿名とことわっている。 文面は「ご貴殿の秘事を内部告発により察知し、細部に渉る内部調査はすでに終了、全てを掌握済みであります。この様なスキャンダルが表面化すれば当然お困りでしょう」などと書かれている。しかし、具体的な事実は記されていない。 告発・報告書類の破棄をするには50万円が必要とあり、「イワモト タクヤ」名義の銀行口座に20日までに振り込むよう指定している。 同省に14日、二つの国立大学から報告があったため、情報収集を始めた。警察に相談した大学もあるという。同省はほかに送られた機関がないか引き続き調べている。 手紙を受け取ったある大学教授は「やましいことがないので無視するだけだが、悩む人もいるのではないか」と話している。 同省人事課は「これまでも不特定多数の人に脅迫状が送られるような事件が報道されているので、念のため、各研究機関に通知した」としている。(07:31) |