悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年02月19日(水) 19時56分
「霊感商法で損害」元信者提訴で初弁論 統一教会側、「違法性ない」と反論 /静岡(毎日新聞)世界基督教統一神霊協会(東京都渋谷区、統一教会)の元信者ら2人が、統一教会の霊感商法で経済的・精神的な損害を受けたとして、同教会などを相手取り、合わせて約2500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が18日、静岡地裁(篠原礼裁判官)で開かれた。同教会側は請求の棄却を求める答弁書を提出し、全面的に争う構えだ。訴えを起こしたのは藤枝市に住む主婦(53)と愛知県豊田市に住む保険外交員の元女性信者(51)の2人。訴えによると、主婦は「先祖の罪を清算しなければならない」などと不安をあおられ770万円余を、元信者は水晶玉や絵画などの購入を強制されて1300万円余を、それぞれ払わされた。 原告側は「被害者を軟禁状態において弱みにつけ込み、不安をあおるなど悪質な組織的違法行為」と主張。同教会側は「違法な資金集めはしていない」と反論している。【小林慎】(毎日新聞) |