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2003年02月18日(火) 08時22分

不登校児童支援、ネット授業で出席認定も読売新聞

 引きこもりなどの不登校児童、生徒の学習を支援しようと、東京都豊島区は今年9月から、インターネットを活用した自宅学習システム「マイスクールネット」を始める。

 児童、生徒は自宅のパソコンで学び、担当職員が電子メールなどで指導する“遠隔授業”。利用状況によって「学校への出席」とみなす全国初の取り組みで、同区教委は「授業を通じて社会とのかかわりを持つことが、自信にもつながるはず。学校に来られない生徒の精神的負担を減らし、可能性を伸ばしていきたい」としている。

 区教委によると、昨年度の同区内の不登校児は、小学生が30人、中学生が102人。このうち、23人は引きこもり状態で、「学習意欲を持ってもらうことで、きっかけをつかんでほしい」と、ネット上での授業を行うことにした。

 「マイスクールネット」には、小中学校の学年別、教科別の練習問題が並んでいる。生徒はそれを自由に選択し、メールで解答を送ると、元教諭などによる添削やアドバイスが返ってくる。

 区教委では取り組み状況などを把握したうえで、柔軟に出席を認定していく考えだ。専用ソフトの開発を今春から始め、9月から稼働させる予定。対象科目は小学生は国語と算数、中学生は国語、数学、英語で、今後、広げていくという。

 さらに、新年度から区立教育センターに、不登校の生徒にマンツーマンで学習指導する「適応指導教室」を開設して、ネット授業で学習に関心を持った子どもたちには、教室への参加も呼びかける。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030218-00000501-yom-soci

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