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2003年02月17日(月) 21時56分
JASRACが著作権違反100サイトを停止(産経新聞)日本音楽著作権協会(JASRAC)は、昨年施行されたインターネット接続業者(ISP)の責任範囲などを定めた「プロバイダー責任法」を活用、ネット上で違法に音楽や歌詞を配信していた102サイト(1月末現在、配信曲数約7400)を、閉鎖か配信停止に追い込んだことを17日、明らかにした。JASRACは昨年10月以降、違法サイトを独自調査で確認し、その契約ISPに配信防止措置を要請。ISPがサイト閉鎖などの強い対応をとっている。以前は同様の措置は難しかったが、著作権法違反サイトを削除してもISPが損害賠償責任を問われない規定を盛り込んだプロバイダー責任法により、一気に対策が前進した。 停止対象サイトには「MP3」形式などの曲のほか、歌詞の違法掲載も約1割。「現在も毎週、7−8サイトをISPに通知している」という。 ISP業界などは責任法成立に合わせて作った「ガイドライン」に基づき昨年9月、JASRACを著作権侵害を確認できる「信頼性確認団体」に認定。ガイドラインは、ISPが同確認団体の通知を受けた場合「速やかに削除などの措置を講ずる」と定めている。 確認団体には1月末に認定された日本レコード協会など9団体あり、同様の違法サイト撲滅の動きが強まりそうだ。
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