悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年02月16日(日) 11時02分
内職あっせんで詐欺 被害2億円超 県警など捜査 （奈良新聞）神戸市に本拠地を置く企業グループが「内職の仕事をあっせんする」と偽って主婦らから現金をだまし取った疑いが強まり、奈良、大阪、兵庫の3府県警は15日までに合同捜査本部を設置、詐欺容疑で本格的な捜査に乗り出した。被害は少なくとも全国で1万人近くに上り、被害総額は2億4000万円以上とみられる。昨年10月下旬に関係会社を一斉に閉鎖し、主犯格とされる代表者(40)は行方をくらましているという。 捜査本部は、元社員や被害に遭った主婦らから事情を聴くなどして詐欺商法の実態解明を急ぐ。 調べなどによると、代表者は神戸市や大阪市、東京都などで、それぞれ別の名称で営業する6つ以上の会社を統括し、新聞の折り込みチラシなどで「トレースで月10万-30万円」などと内職のあっせんを宣伝。教材と定規、消しゴムなどを送り、2万7000-3万円を指定の口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれている。 課題の提出などを要求し「すべてに合格したら仕事を紹介する」などとしながら、仕事を紹介した形跡はないという。 内職詐欺商法をめぐっては、宮城県警が1月、テープ起こしの内職あっせんを口実に主婦らから現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で東京の経営コンサルタント会社代表らを逮捕している。 |