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2003年02月15日(土) 03時01分

医療ミス:体内にガーゼなど置き忘れ相次ぐ 東大阪市立病院毎日新聞


 東大阪市立総合病院(房本英之院長)で昨年12月と今年1月にあった手術の際、体内にガーゼなどを置き忘れるミスを相次いで起こしていたことが14日分かった。再び開腹手術をして異物を取り除き、2人の患者に合併症や後遺症などはみられないという。房本院長は「患者や家族に謝罪し、ご理解を得たうえで対応した。再発防止に全力を尽くしたい」とコメントしている。

 病院側の説明によると、昨年12月9日に30代の男性執刀医と介助役医師2人の計3人が、50代の女性患者に胃の切除手術をした際、臓器を固定するための円筒形の医療用スポンジ(直径8センチ、高さ13センチ)を置き忘れたまま縫合した。病院側はミスに気付き、家族の同意を得て、4時間後に再び開腹手術をした。

 今年1月27日には、80代の男性患者に対し、40代の男性執刀医ら計3人の医師が同様の手術をした際、ガーゼ(30センチ四方)1枚を残したまま手術を終えた。翌日のエックス線撮影で、ガーゼに気付いたという。【木村哲人】

[毎日新聞2月15日] ( 2003-02-15-03:01 )


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030215k0000m040183000c.html

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