悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年02月08日(土) 10時10分
住基ネットのアクセス記録が検索可能に 新システム導入(朝日新聞)総務省は7日、昨年8月から1次稼働が始まっている住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)へのアクセスログ(接続記録)について、本人からの請求で開示することなどを念頭に、記録を検索できる新システムを、国と各都道府県のそれぞれのサーバーに導入する、と発表した。住基ネットをめぐっては、個人情報保護などの点から市民らに反対論がある。一般市民が個人情報保護条例に基づき、アクセスログ開示を求める動きも起きており、同省がシステム導入を決めた。 新システムを使えば、ネット接続に使われた役所の端末場所、アクセスの目的、検索年月日といった「開示用データ」が容易に取り出せるという。さらに、一般市民が開示請求によって得たデータから、心当たりのないアクセス目的や不自然な時期がわかった場合、国や都道府県に苦情を申し立てたり、調査を要求できたりできる。 システムの導入コストは、中央と各都道府県分を合わせて計2億円。2次稼働の今年8月をめざして開発し、準備がととのった役所から導入する。(08:49) |