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2003年02月06日(木) 00時00分
「催眠商法」１１人に逮捕状 （東京新聞）関東一円の高齢者に高額の竹炭布団を強引に売りつけたとして、神奈川・山梨両県警は五日までに、特定商取引法違反（威迫・困惑行為の禁止）の疑いで、茨城県水戸市の寝具・健康機器販売会社「ジュピター」の代表取締役（５５）＝青森県南郷村＝や茨城、宮城県内などに住む支店長ら十一人の逮捕状を取った。近く強制捜査に踏み切る。調べや関係者の話によると、同社代表らは一昨年十二月ごろから昨年一月ごろにかけ、山梨、神奈川県内に住む六十−七十代の高齢者らに、「イベントに来てください」などと勧誘。集会場や民家の一室に集まった高齢者に「手を挙げた人に景品を差し上げます」などと言って、穴開き包丁などの景品を次々に贈呈。興奮した高齢者らに、一組約三十万−五十万円の竹炭布団の購入を勧め、拒否すると「ここまで来てふざけるんじゃねえ」「恥をかかせる気か」などと脅して、商品を売り付けていた疑い。 両県警が把握しているだけでも、昨冬の三カ月間に関東一円で約百人に、数千万円を売り上げていたとみられ、被害が広がっている可能性もあるとみて調べる。 「催眠（ＳＦ）商法」と総称されるこうした販売方法による布団販売は他にも複数の業者が行っており、相談や苦情は、横浜市だけでも過去三年間に二百十五件、消費者センターに寄せられている。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030206/mng_____sya_____008.shtml |