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2003年02月06日(木) 03時07分
高齢者に高額寝具押し売り、「催眠商法」社員逮捕へ(読売新聞)「催眠商法」と呼ばれる手口で高齢者らに高額な健康布団を強引に売り付けたとして、神奈川県警と山梨県警などの合同捜査本部は、「ワールド興産」(水戸市)や「日商物流」(仙台市)など寝具販売会社数社の社員計約10人を特定商取引に関する法律違反(威迫・困惑による契約)の疑いで近く逮捕する。被害者は神奈川、山梨、愛知、岩手県など千数百人、被害総額は数億円に上るとみられる。調べによると、ワールド興産の社員らは一昨年秋ごろから、全国の高齢者宅などを訪問し、ザルやタワシなど安い台所用品や健康器具を無料で配った上で、近くの空き駐車場などで商品説明会を開催。参加者にはさらに包丁や花瓶などやや高めの商品を配って気を引いた。 最後に、竹炭を繊維に練り込んだ高級布団上下セット(約30万円)や掛け布団(約20万円)の購入を勧め、断る参加者には「ここまできて買わないのは詐欺だ」などと語気を荒らげたり取り囲んだりして、購入契約を迫った疑いが持たれている。 ワールド興産など少なくとも2社は、茨城県日立市に本店がある寝具卸売り会社から布団や勧誘商品を仕入れていたとみられており、この会社の社長(52)は、読売新聞の取材に対し、「販売会社がどういった方法で販売しているのか把握していない。契約する時には、威圧的なことはするなと注意はしている」と話している。(読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030206-00000301-yom-soci |