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2003年02月06日(木) 11時16分
催眠商法:布団販売社員約10人に逮捕状 神奈川、山梨両県警(毎日新聞)神奈川、山梨両県警は6日までに、高齢者に「催眠(SF)商法」で高額な布団を強引に売りつけたとして、特定商取引法違反(威迫、困惑による契約)容疑で、仙台市や水戸市など数社の布団販売会社の社員約10人の逮捕状を取った。近く強制捜査に着手する。被害者は全国に数千人おり、被害総額は数億円に上るとみられる。 調べや関係者の話によると、社員らは00年秋ごろから、全国各地の駐車場などで商品説明会を開催、無料の日用品などを配って高齢者を中心に参加者を集め、竹炭を繊維に含んだ布団を約20万〜50万円で売りつけた疑い。参加者が購入を断ると、「無料で品物をもらっておいて何だ」などと脅して売買契約を結ばせていたという。 いずれの会社も、茨城県日立市の寝具卸販売会社から仕入れた竹炭入りの布団を扱っていた。同社の社長(52)は毎日新聞の取材に対し、「うちは問屋で品物を卸しているだけなのに、営業の現場まで行って監視しろと言われても無理。どういう売り方をしているか把握していない」と話している。 竹炭入り布団の催眠商法を巡る相談は、かながわ中央消費生活センターに98〜02年9月に59件、横浜市消費生活総合センターに99〜02年12月に41件寄せられていた。いずれも、閉め切った会場で長時間拘束されたり、花瓶などを割って脅されたりし、怖くなって結んでしまった契約の解消を訴えるものだった。 [毎日新聞2月6日] ( 2003-02-06-11:16 ) http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030206k0000e040020000c.html |