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2003年01月29日(水) 03時31分
<出資法違反>中古車業者に家宅捜索へ 千葉県警(毎日新聞)コンゴ民主共和国との合弁事業への出資を募った中古車販売仲介業者「華信」(大橋利一郎会長、本社・東京都中央区)について、出資法違反(預かり金の禁止)の疑いが強まったとして、千葉県警生活経済課は29日にも本社など約20カ所を捜索する。同県警は、同社の事業は実体がなく、新規に集めた出資金を配当に回す「自転車操業」を続けていた可能性が高いとみて、詐欺容疑も視野に捜査を進める。同社は一昨年ごろから、「コンゴの資源開発権を持つ大橋会長にお金を預ければ必ずもうかる」などともちかけ、約5000人の会員から約100億円以上を集めたとされる。コンゴ政府と合弁で資源開発する「コンゴ開発株式会社」(華信が51%出資)と「コンゴ・ファイナンシャル銀行」(同80%)を設立するとうたっているが、在日コンゴ大使館は「合弁会社については聞いたことがない」とコメントしている。 「出資金はいつでも返す」と言われて入会し1000万円を投資した首都圏在住の男性は昨年、退会の意思を伝え、出資金の返還を求めたが「金は返せない」と拒否された。「会長を信じなさい。信じるためには紙を要求してはならない」と言われ、預かり証や領収書は渡されていないという。 同社は97年3月、健康食品輸入会社として設立。グループ企業6社を傘下に置き、98年10月ごろからインターネットオークションなどで中古車を販売する「カーマスカット」事業を展開している。(毎日新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030129-00000149-mai-soci |