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2003年01月28日(火) 11時47分
AT&Tの迷惑メール対策、友人のメールまで遮断（ZDNet）インターネットサービスプロバイダー（ISP）の米AT&T WorldNetは数日前、増え続ける迷惑メール対策を目的にスパム遮断技術を新規導入したが、加入者から適正な電子メールまで遮断してしまうとの報告を受け、開始後間もなく中止を余儀なくされた。同社は1月22日、ジャンクメール遮断の新ルールを導入。しかしこの技術が不確かだったため、友人や同僚から加入者宛てに送られたメールの一部が、送信者にも受信者にも何の連絡もないまま未着となった。 AT&T WorldNetの広報担当者Janet Wyles氏は「当社は良かれと思って試みたことだが、適正な電子メールが遮断されていたことが判明し、この遮断ルールの使用を取りやめた」と説明。同氏によれば、フィルタは導入から24時間後に外されたが、不具合を解消した後に再導入を計画しているという。 AT&T WorldNetは大手ISPとしては他社に先駆けて「リバースDNS参照」と呼ばれるスパム遮断技術を採用した。この技術は小規模のISPやネットワークが利用しているが、結果はまちまちとなっている。（ZDNet） |