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2003年01月28日(火) 19時24分
無許可の産廃業者３被告に実刑判決−−地裁「環境破壊はなはだしい」 ／神奈川（毎日新聞）無許可で産業廃棄物の処分業を営んだとして、廃棄物処理法違反の罪に問われた、千葉県市原市の解体処理会社「クレセントグループ」とその代表取締役、大山睦郎被告（６３）ら４人に対する判決公判が２７日、横浜地裁（志田洋裁判官）で開かれた。志田裁判官は「犯行を多数回にわたって繰り返し、行政からの警告も無視し続けた。環境の破壊もはなはだしく刑事責任は重い」として、大山被告を除く３被告に対し、懲役３〜２年と罰金６００万円〜３００万円（求刑・懲役４年６月〜３年、罰金１０００万円〜５００万円）の実刑判決を言い渡した。 大山被告＝求刑・懲役５年と罰金１０００万円＝は、病気のため出廷せず、大山被告と同社＝求刑・罰金５０００万円＝に対する判決言い渡しは延期となった。 判決によると、大山被告らは００年１月〜０１年３月ごろの間、千葉県知事の許可を受けずに関東一円の業者から、産廃約２万立方メートルなどを代金約３４００万円で自社の産廃保管場所に受け入れるなどして不法投棄した。【川久保美紀】（毎日新聞） |