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2003年01月23日(木) 11時25分
「日本人のクローン人間誕生」 米新興教団系企業が表明(朝日新聞)「世界初のクローン人間を誕生させた」と主張しているクローンエイド社は22日、日本人のクローン人間が生まれたとする記者会見を23日にカナダのトロントで開くと明らかにした。同社が誕生させたとするクローン人間の3人目になる。同社は新興宗教団体ラエリアン・ムーブメントの関連会社。クローン関係の責任者であるブリジット・ボワセリエ博士は20日の朝日新聞とのインタビューで、日本で出産すると語っていた。 同氏は、数年前に事故で死亡した男児の体細胞を母親(41)の卵子へ移植してクローン受精卵(胚=はい)を作り、日本人ではない代理母(25)の子宮に入れて妊娠させたとしていた。 日本では01年に施行されたクローン技術規制法により、人クローン胚の体内への移植は「人間の尊厳にかかわる」として禁止されている。違反した場合は10年以下の懲役か1000万円以下の罰金が科される。体内への移植を海外で行った場合は、出産を禁止する法令はない。 一方、米フロリダ州の少年裁判所で22日、世界初のクローン人間とされる女児「イブ」を巡る法廷審問があった。裁判官の質問に電話で答えた同社のトーマス・ケンジグ副社長は「イブの居どころはボワセリエ氏しか知らない」と述べた。 審問は「当局が女児を保護するべきだ」という同州のバーナード・シーゲル弁護士の訴えを受けて開かれた。29日の審問にはボワセリエ氏も召喚されるが、出廷を拒否する見通しだ。 (10:52) |