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2003年01月22日(水) 19時06分
原付き分のみ違法と認定＝アルコール燃料「ガイアックス」課税−東京地裁（時事通信）ガソリンに代わる低価格、低公害の燃料として販売されているアルコール系の「ガイアックス」に、東京都が軽油引取税を課税したのは違法だとして、都内の販売会社が約１億円の課税処分取り消しを求めた訴訟の判決が２２日、東京地裁であった。藤山雅行裁判長は被告の都側の主張を認めたが、原付きバイクへの販売分のみ課税を違法と認定。同税など計約１６６０万円の課税を取り消した。この訴訟では、ガイアックスが地方税法で軽油引取税の対象となる「炭化水素油」に当たるかどうかが争点になった。 販売会社は「ガイアックスの炭化水素化合物は５０％に満たず、主成分ではないので課税できない」と主張したが、判決は「主成分に限らず、炭化水素化合物を混合した物質を指す」と退けた。 一方で、軽油引取税の対象となる「自動車」に、原動機付き自転車（排気量１２５ｃｃ以下のバイク）は含まれないと指摘。原付きへの販売分を特定できないため、軽自動車や自動２輪を含めた分の課税を取り消した。 （時事通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030122-00000970-jij-soci |