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2003年01月21日(火) 17時04分
「日本人クローン、代理母が日本で出産」 エイド社博士(朝日新聞)世界初のクローン人間を誕生させたと主張する新興宗教団体ラエリアン・ムーブメント(本拠・スイス)の関連会社クローンエイドのブリジット・ボワセリエ博士は20日、カナダのモントリオールで朝日新聞とのインタビューに応じ、「日本国内の某所で(日本時間の)21日にも、代理母が日本人のクローンベビーを自然出産する予定だ」と述べた。ボワセリエ博士によると、数年前に事故で死亡した男児の体細胞を母親(41)の卵子へ移植してクローン受精卵を作り、代理母(25)の子宮に入れて妊娠させた。代理母は日本人ではないという。 父親は40代の科学者で、男児が昏睡(こんすい)状態に陥った時、「クローン人間をつくって息子をよみがえらせたい」とクローンエイド社に要請。男児はその1カ月後に死亡したという。 ボワセリエ博士は「ラエリアンの信者とは限らず、われわれのもとには代理母の希望者がたくさんいる。日本ではクローン受精卵づくりは法に触れるそうだが、子を産むこと自体は違法ではないはずだ」と述べた。 文部科学省生命倫理・安全対策室によると、クローン技術規制法は人間のクローン胚(はい)を母体へ戻すことは禁じているが、出産は規制の対象外という。 一方、2月から20組のカップルを対象に新たなクローン人間づくりを始める。同博士は「その中にも不妊症の日本人夫妻が少なくとも1組いる」と話す。(16:44) |