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2003年01月17日(金) 20時03分
文字放送、約束の広告料入らずと賠償請求 初の集団訴訟（朝日新聞）文字ニュースなどを流す電光表示板システムを導入したところ、約束の広告料は入らず、リース料だけ払わされたとして神奈川県を中心とした約９０人の個人と約２０の法人が１７日、システムを販売した「日本トータルネット」（東京都新宿区）など計１７社を相手に総額約１億５０００万円の損害賠償と今後のリース料の債務不存在確認などを求める初の集団訴訟を東京地裁に起こした。「テレテキストビジョン」と呼ばれるシステムで、原告弁護団によると、病院や理髪店、飲食店などを中心に全国約８０００人が総額約１００億円の被害に遭ったという。東京、埼玉の被害者も来月以降、訴えを起こす方針。 訴状などによると、原告らは９８年春以降、「文字ニュースの合間に広告が流れ、リース料とほぼ同額の広告料収入が得られる」などと説明を受け、７２回払いで２００万円前後のリース契約を結んだが、０１年３月ごろには広告料の振り込みが中断。０２年４月以降は文字ニュースも止まった。この間、広告は全く放映されなかったという。(20:02) |