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2003年01月09日(木) 19時31分
休日の在宅時狙い電話・訪問し契約トラブル 県消費生活センターが注意呼びかけ/富山(毎日新聞)休日の在宅時、思いがけない契約トラブルに巻き込まれないよう、ご用心を——。県消費生活センター(富山市湊入船町)は、休日の在宅時を狙って電話や訪問で勧誘する悪徳商法が急増していることから、「成人の日」を含む3連休を前に具体的な事例をあげて注意を呼びかけている。同センターによると、最近のトラブルで多いのが(1)見知らぬ異性から「知り合いがなく寂しい。友だちになってほしい」と電話がかかり、約束の場所へ行くと、高額な宝石などの購入を強要された(2)電話で「有利な利殖法がある」と持ちかけられ、訪問を承諾すると、言葉たくみに灯油の先物取引をすすめられて数百万円も出資させられた(3)「床下点検します」と突然自宅を訪ねてきた人に「放置すれば、シロアリが巣食って土台が傾く」とおどされ、防腐剤散布と床下換気扇など100万円近い商品を買わされた——などのケース。 同センターはトラブルにあわないためには(1)勧誘されても、すぐに契約しない(2)同種の商品の情報を集め、比較検討する(3)床下などの状況は自分の目でしっかり確認する——などを励行し、また仮に契約してしまった場合でも、クーリング・オフ(一定期間内は無条件解約できる制度)を有効活用し、被害を最小限にくい止めるようアドバイスしている。問い合わせは同センター(電話076・432・9233)へ。受け付けは平日の午前8時半から午後5時まで。 【広田正人】(毎日新聞) |