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2003年01月02日(木) 19時29分
インターネット利用、増加続く 香港が時間最長(朝日新聞)世界中でインターネットの利用が加速している。世界各国のインターネット利用状況の調査大手によると、02年中の一定の期間を対象とした調査で、12地域中10地域で、インターネットの利用時間が増加。2割以上増えた地域もある。アクセス先は世相を映しており、日本ではハローワークのサイトの利用が約5.5倍に膨らんだ。調査は米国のネットレイティングス、ニールセン・メディア・リサーチなどが共同で行っているもの。家庭からの一人当たりの月平均の利用時間を02年5月と10月時点とで比べてみると、香港が利用時間の長さでトップ。伸び率はドイツやスウェーデンが期間中に2割以上増えた。日本は10月時点で11時間58分、5月より8.4%の増加だった。何時間使っても定額の、高速・大容量通信(ブロードバンド)の普及が利用時間の急増の背景になっている。日本でも、調査対象の利用者のうち4割近くがブロードバンド利用者だという。 日本での調査は、ネットレイティングス社(本社・東京都)が担当しているが、同社によると、長引く不況を反映して厚生労働省が運営する就職サイト「ハローワーク」は、今年4〜9月までの累計利用回数が、前年同期比で455%の伸びを記録した。 サッカーのワールドカップ(W杯)では、開催期間中の6月、国際サッカー連盟(FIFA)とヤフーが共同で運営するサイトは300万人の利用者を集めた。 ほかに目立ったところでは、アゴヒゲアザラシ「タマちゃん」が現れた場所などを紹介する国土交通省京浜工事事務所のウェブサイトの利用者が8月に約85万人と7月の49万人から急増した。 業績の急回復を果たした日産自動車のウェブサイトの利用も今年4〜9月の累計のアクセス回数が、前年同期比で77%増えた。話題性に加えて新型フェアレディZの発表などがドライバーの関心を集めた、という。 利用者が増えたことにより、コンピューターウイルスに対応するソフトウエア会社のサイトの利用も急増した。02年4〜9月の累計利用回数は、シマンテックが前年同期比143%増、トレンドマイクロ社が同134%増だった。 (18:48) |