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2002年12月25日(水) 11時46分
急増するＡＴＭ荒らしで防犯基準３年ぶり改定…警察庁（読売新聞）盗難重機を使った現金自動預け払い機（ＡＴＭ）荒らしが急増していることを受け、警察庁は、銀行などがＡＴＭを設置する際に参考にしている防犯基準を３年ぶりに改定することを決めた。２５日、全国銀行協会や日本自動販売機工業会など業界９団体を集めた対策会議で、基準を見直すための意見を募る一方、当面の対策として、年末年始などＡＴＭのサービスを停止する期間には、現金を抜き取るよう要請した。同庁は１９９９年１０月、ＡＴＭを固定する際の強度や現金を収納する金庫の構造などの基準を策定したが、バールなどでこじ開けて現金を奪う手口しか想定しておらず、パワーショベルなどの建設用重機で、ＡＴＭをブースごと破壊する犯行には対応できていない。 このため、周囲のブースの強度を重機でも破壊できないように高めることや、人目につかない夜間や休日には現金を抜き取り、サービスを停止することが可能かどうか業界側と検討することにした。 重機を使ったＡＴＭ荒らしは今年に入って今月２４日までに、神奈川、埼玉など全国１２都道府県で５４件発生し、被害は３億２６００万円に上っている。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021225-00000402-yom-soci |